目覚めの瞑想で1日を快適に

1日の始まりに心が穏やかになる瞑想
朝目が覚めたときになんとなく憂うつな気持ちになったり、体が重たくて起き上がれなかったりすることってありませんか。
わたしたちの心と体の状態は、日々の暮らしで起きたことや睡眠の質などによっても毎日異なりますよね。なんとなく調子が悪い日でも自分の心と体を自分でととのえて、ご機嫌に過ごしたいものです。
ストレスと上手に向き合い、心と体の健康を維持するための方法の1つに瞑想があります。
寝たままできる瞑想で朝一番に肩の力を抜いて、素晴らしい1日を過ごしませんか。
今回は朝一番に瞑想を行うメリットや、寝ながらできる瞑想の方法などをご紹介します。
瞑想とは
瞑想とは呼吸に意識を集中し、自分自身の内面に向き合い、日々の暮らしをよりよくするための手段です。瞑想はわたしたちに以下のような素晴らしい効果を与えてくれます。
・集中力の向上
・ストレスや不安感の軽減
・睡眠の質の向上
・リラックスできる
・幸福感が増える など
集中力の向上により、自分の心と体の状態や変化などに気づけるようになります。するとストレスとも上手に付き合えるようになります。ストレスが軽減することで質の良い睡眠がとれるようになるというように、すべての効果はお互いに良い影響を及ぼし合うため心と体の健康を維持できるのです。
朝一番に瞑想を行うメリット
朝一番に、深い呼吸や心と体の感覚に意識を向けて集中する瞑想の時間をつくることで、その日1日の集中力や穏やかな状態を持続しやすくなるというメリットがあります。
最近はもう6時頃には明るいですよね。
早朝でまだ静かな時間帯は瞑想を行いやすい環境でもあります。目は覚めてるけど、うとうとを繰り返しながら布団の中で体をぐーっと伸ばし、だんだんと覚醒しつつ周りの音に意識を向けます。
街が動き始める前。車のエンジンがかかる音や鳥の声など外からさまざまな音が聞こえてくるでしょう。
ゆっくりと深呼吸をしながら「よく眠れたかな?今日はよく眠れたから清々しい。」「ちょっと腰が痛いからゆっくり起き上がろう。」などと自分の心と体の感覚に意識を研ぎ澄ましてみます。
体中に行きわたる深い呼吸の心地よさ、血流がよくなり体がポカポカしてくる感覚なども感じやすいでしょう。
朝の瞑想が習慣になると起きること
朝の瞑想で心と体をととのえることが習慣化すると、深呼吸をして何も考えない時間を意識的に作ることによって、自分自身の心と体が楽になる感覚を実感できるようになります。
自分の心と体の状態に気づけるようになるため、たとえば以下のように日中ストレスを感じる出来事が起きた際に、「今、ここ」に自分を置くために深呼吸して氣をととのえようします。
・気分が優れない
・不快感がある
・呼吸が浅い
・イライラしてきた
・家族に八つ当たりしてしまいそう など
目をつむって、できる限り深い呼吸を繰り返します。呼吸に意識を向けることで心拍数も気持ちもだんだんと穏やかになります。メンタルをコントロールする方法としても瞑想は有効です。
寝たままできる朝の瞑想方法
瞑想と聞くと、あぐらをかいて姿勢をピンと正してといったイメージがあるかと思いますが、瞑想は寝たままでも行えます。
むしろ寝た状態のほうが体もほぐれやすくリラックスできるのです。寝たままでもできる朝の瞑想で心を穏やかにととのえましょう。
ポイントはできるだけ深く呼吸を行うことです。
1. 仰向けに寝たら体はまっすぐになるように調整しましょう。手の平を上向きにして体の横へ、足は腰幅に軽く開いてリラックスします。
2. 呼吸に意識を置きましょう。吸う息でお腹を膨らませて、吐く息でお腹を凹ませます。呼吸をする度に「息を吸っている」「息を吐いている」と意識すると集中がしやすいでしょう。
3. 瞑想中に浮かんでくる思考や感情は「今わたしはこんなことを考えた」と、ありのままに気づいて受け止めます。集中できていない自分を責めずに淡々と、呼吸に意識を戻しましょう。
瞑想の大切なポイント
朝は支度に追われる時間でもあります。瞑想すること自体がストレスになってしまわないように、できるときに短い時間から始めてみましょう。1分でも十分です。深い呼吸を数回行うだけでも心は落ち着くでしょう。
歯磨きや食事と同じように、短い時間でも毎日継続して行うことが大切です。
朝の支度に瞑想を加えて日々の暮らしを充実させよう
今回は朝に瞑想を行うメリットと瞑想の方法をご紹介しました。
朝一番に瞑想を行うことで集中力を向上したり、穏やかにリラックスした状態を持続できたりと今日という1日の土台作りに繋がります。
毎朝1分だけでも大丈夫です。
ゆっくりと深い呼吸を繰り返し、自分の心と体に意識を研ぎ澄ませてみませんか。じわっと体が温まるような、心地よい感覚を得られるでしょう。
瞑想で自分の心と体をととのえて穏やかに機嫌でいられる時間を増やしていきたいですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。