合掌のススメ

合掌のススメ

手は、人の意志や思いが形になって表れる象徴的な身体の一部です。そして合掌とは、祈りのこころを身体で表したひとつの表現です。「いただきます」「ありがとう」「こんにちは」、、、今までの生活の中で、誰もがこれらの言葉を使ったことがあると思います。

なぜ人は手を合わせるのでしょうか。

給食の時間、配膳のあとには必ず皆で「手をあわせましょう!いただきます!」と言ってから食べた記憶はありませんか。

その時、手はどのようになっていましたか?

きっと両手を合わせていたのではないでしょうか。

食事の前と後に手を合わせるのは、ごはんのもとになったすべての命への感謝と敬意を表しているのです。

また、神社やお寺にお参りに行ったときにも手を合わせます。この時には「どうか〇〇が叶いますように」と、心からのお願いをしている素直な自分を表しています。

この、2つの行為は何の関係もないように見えます。しかし、例えばヨガでは手を合わせることにより自然と精神をリラックスさせる効果があるといわれています。

今日、私たちは毎日のほとんどを「自分が、自分が」という中で生きています。それは常に緊張と不安の中で生きていることになります。いわゆるストレス社会です。
そうした日常の中に、ふと合掌する時間、空間があること。それはとても素敵で、とても大切な瞬間ではないでしょうか。イライラしているとき、悲しいとき、「自分が、自分が」というときに合掌をして、気持ちを落ち着かせることで自分だけではなく、他人をも尊重できるようになります。 なぜ人は手を合わせるのでしょうか。それは、心を落ち着かせることで、より良く生きるためです。

まずは一日の始まりの挨拶の時、ご飯を食べるときに、合掌してみませんか?